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抄紙用粘剤

抄紙用粘剤を使った流し漉きの開始
抄紙用粘剤の使用による流し漉きが、いつどこでどのように始まったのかははっきりとしないが、高品位な薄様紙(原料は雁皮(日本)や楮(朝鮮)と推定される)のことや抄紙用粘剤の使用(中国)に関することが、平安時代や唐代末になり日本や中国で記述されているので、この時代以前に使用が開始されたものと推定され、抄紙用粘剤使用に繋がったとされる有力な説のひとつに後加工用粘剤の流用説がある。これは古代中国で開発され、後に朝鮮、日本でも行われていた紙の加工技術「打紙」加工用粘剤「滑水」を抄紙用粘剤に転用したものという説で、日本でも楡(ニレ)の皮の粘液は打紙にも抄紙にも使用されていたとされる。ニレと同じように古い時代の抄紙用粘剤として実鬘(サナカヅラ・サネカヅラ)の茎の外皮などがある。抄紙用粘剤はネリ、サナ、トロ、ノリ、タモ等と地域ごとに異なる『粘状物質』名称がつけられて愛用された。


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2008年07月11日 22:16に投稿されたエントリーのページです。

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